5月20日 その2

 別に、一日一記事とかそういう決まりはないのである。
 あと、「ブログ初めてみました」とか「始める」の漢字を盛大に誤字っていて、今すぐ池があったら入水自殺したい気分なのである。
 やはり、まだまだ見習いの三文字は外せないようだ。

 さて。気分も落ち込んだところで、改めて物書きを目指すための目標でも書いておくことにしよう。
 目下、私の目標は12万文字までで一つのお話を完成させることにある。だって書いてて気付いたら軽く二十万とか三十万とか文字数が増えるんだもの。

 というわけで、まずは先人たちから教えを受けることにした。
 蔵書から適当に数冊選び、一冊に収まっている話の起点、展開、そして結び。
 何を書き、何を書かないのか。
 そうした点を気に留めて、久しぶりに読書を楽しむとしよう。
 そう思いつつ、本棚を覗き込む。そこには大好きな京極夏彦先生の文庫が鎮座している。
 私はそっと、本屋に行こうと決意を固めた。